新しく強くなった自分

 

「終わらないMemories」

 この曲が披露された時、ファンに向けられた曲だって言葉をいくつか目にした。

 

確かにそうかもしれない。ファンの気持ちになぞらえて歌われていたのかもしれないし、歌詞の内容が自分の気持ちに当てはまるように思った人もいたのかもしれない。

でも、曲も歌詞も届ける人の想いが100%全て思い通りに伝わることってほぼないと思うし、受け取る人の受け取り方はそれぞれ当たり前に違っていいと思う。

だからこそ、

私はなんかちょっとしっくりこなくて。ファンの気持ちを代弁して歌っているだけなのか?って疑問に思ってしまったりもした。

 

SnowMan単独*本編ラスト曲》

*クリエ

2013 未来航海

2014 未来航海

2015 この瞬間、きっと夢じゃない

2016 果てない空

2017 RUSH OF LIGHT

 

*EXサマステ

2017 epilogue

 

*湾岸

2017 真冬のナガレボシ

 

*横アリ

2018 SnowDream

 

*TDCサマパラ

2018 SnowDream

 

*横アリ

2019 朝焼けの花

 

*TDCサマパラ

2019 終わらないmemories

 

私、今までSnowManが単独で本編最後に披露してきた選曲が本当に大好きで、その時のSnowManが感じている気持ちをそのままぶつけてくれているのが本編最後の曲だって毎回感じていて。そんな風にずっと思ってきたから、今回の「終わらないMemories」が、ただファンに向けてファンの気持ちを歌っているようには思えなかったし、自分たちの意思表明みたいに毎回選んでくれていた最後の曲を、今回突然 ''ファンのために歌いました" になるとはどうしても思えなかった。

 

この曲を聴いた日から、

SnowManはこの曲にどんな気持ちを込めてくれたんだろうってずっと考えてたんだけど、やっとひとつ見えたことがあった。この「終わらないMemories」は自分たちのことを歌っているのかなって。

 

【過去の自分】【未来へ進んだ自分】

その2人の自分が対話しているような、

そんな歌詞に込めた気持ち。

 

【過去の自分】は、

6人の時のSnowManの自分、関西Jrの時の自分、宇宙Sixの時の自分、少年忍者の時の自分

 

「未来へ進んだ自分」は、

9人になったSnowManの自分

 

 

《未来へ進んだ自分》

微かなすれ違いだと 気にも止めず(過去の自分を)置き去りにしてた

Ah もう少し早く気付けば 今もここに君(過去の自分)はいたのだろう

 

《お互いの自分》

(お互いを)見つけても 指の隙間を すり抜けていくようで 

いつになれば (お互いの気持ちが)分かるのだろう

 

《未来へ進んだ自分》

記憶の片隅に残る思い出たち

ひとつひとつずつ消えますように

君(過去の自分)以上の人にはもう出会うことはない

でももう(過去の自分には)帰れない 過ぎ去りし日々

終わらないMemories

 

《過去の自分》

君(未来へ進んだ自分)に贈るMessage

今も続く(お互いの)Passage

この扉を開けたら(未来へ進んだ自分に)届くのか

暗闇に埋め尽くされたSpace

滲む光もない

 

Ah もう少し早く気付けば

肩に触れ合う温もり感じながら

今もここで Feel your smile

 

《お互いの自分》

(お互い)俯いて

待ってくれと(お互い声を掛けて)

でも(それぞれの)願いは叶うことなく

雨と共に落ちた

 

この坂を越えたら

新しい何かを手にし進めますように

 

記憶の片隅に残る思い出たち

決めたよ新しい道へ行くから

心に刻んだ痛みを力に変えて

始まりとともに さよならをしよう

終わらないMemories

 

 

【未来へ進んだ自分】は、

思っていた以上に「過去の自分=新しさを簡単には受け入れられなくて悩む自分」の気持ちが今の自分に追い付いてこなくて焦っただろうし、

 

【過去の自分】は、

想像を遥かに超えて「未来へ進んだ自分=新しいことを受け入れて吸収して速度を上げて進む自分」の変化の速さに付いていけなくて置いていかれている気持ちでいっぱいになってただろうし、

 

どちらも間違いなく自分なのに、お互いの気持ちが擦り合わされることなくそれぞれ別の方向へ離れていきそうで、強くなれなくて、葛藤してたんじゃないかなって。

 

でも、悩んで悩んで悩み抜いた結果、

「あの坂を越えたら 新しい何かを手にし 進めますように」って願って、

【過去の自分】【未来へ進んだ自分】もお互い気持ち合わせて「新しい道へ行くから」って決めて、

お互い悩んで苦しかった気持ち全部含めて「心に刻んだ痛みを力に変えて」

「始まりとともに」新しい道へ行くために、

お互い距離があって悩んでいた【過去の自分】【未来へ進んだ自分】たちに「さよなら」をして、

新しくお互いが合わさった【新しく強くなった自分】になれたんじゃないかなって。

 

そんな自分たちの過去も未来も含めて、ずっとずっとこれからも「終わらないMemories」なのかな。

 

 

いつもSnowManは歌詞に気持ちを込めているなって思っています。それは時に分かりやすく、時に何かを含ませるようにして。

それが良いときもあるし、難しくて汲み取りづらいときもある。でも素直だなぁって思う。まだ擦れてない部分もたくさん持ってるのかなって。見方を変えれば気持ちを隠せてなくて損をすることもあるかもしれないけど、私はそんなSnowManがすごく愛しくてどうしようもなく好きです。

 

「終わらないMemories」の解釈が自分なりに出来たら、なんかストンとしっくり全部入ってきて、この曲が更に好きになった。

 

もちろんこれは勝手な妄想と頭の中の気持ちを整理するためだけに書き留めた自分なりの解釈ではあるけど、私はやっぱりSnowManが選ぶ本編最後の曲がどうしたって好きだし、ステージの上に立っていてくれて、応援出来る距離にいてくれて、本当にありがとうってまた改めて心から思ったよ。

 

2019TDCサマパラで「僕たちからのプレゼントです」って『終わらないMemories』を届けてくれたSnowManのこと、私はこの先もずっと覚えていたいし忘れない。

 

 今日も応援出来ることに素直に嬉しく感謝して、今日も明日もこれからも、変わらずに楽しくSnowManを応援していきたいなって思っています。

 

 

あぁーーー書き出してスッキリした!笑

 

私はSnowManが大好きだ!

SnowManが今日も笑って過ごせますように!